2025.10.24 まで
自主性を重んじる社風が
音楽と飲食の
二足の草鞋を履くことを
可能にした。
飲食店激戦区である辻堂・茅ヶ崎でもその名を轟かせる「安藤商店」。そこで起こっているシナジーを紹介。
バルパンチョ スタッフ
大貫泰生さん
東京は下町出身。約1年前から茅ヶ崎に移住。ヒップホップをベースにした「MEEKAE」として活動しつつ、ワインバー「バルパンチョ」のスタッフとしても従事する。“最近は人の曲を作る方が多い”と楽曲の提供にも精力的。ミュージシャンと飲食の融合を体現した湘南らしい多様性のあるワークスタイルを確立している。Instagram:str8fr.tyo
表現の場を飲食でも展開し、自らのアイデンティティを確立している働き方を実践しているバルパンチョスタッフ兼ミュージシャンの二足の草鞋を履く大貫泰生さん。元々湘南には知り合いは多かったが縁遠かった東京・下町出身。都内にいた頃はアパレル、防水屋などの職に就くが、音楽活動を継続するためにダブルワークを求めていた。音楽活動と同時に重要な要素だったのが飲食店だったという。

「今では音楽活動も安定してきたからこそ、もう一つの柱を作りたい。そんな矢先に飲食店をその存在にできたらいいな、と思っていた」と語る。




そんな矢先に茅ヶ崎・辻堂界隈で知らない人はいないと言っても過言ではない「安藤商店」の存在を知ることになる。安藤商店は“パンチョさん”の相性で親しまれる安藤さんがクラフトビールの「バーバリックワークス」を軸に飲食店を展開する地元密着型の会社。メディアでも耳目を集める存在で、湘南の飲食店カルチャーを牽引する会社として名を馳せる。

茅ヶ崎へ移住し、求めるスタイルに辿り着いた大貫さん。音楽活動が軌道に乗ってきたからこそ、求めていた矢先の“ダブルワーク”という選択肢を可能にした。「代表であるパンチョの生き方に共感しています。そんな代表を慕って面白いお客さんが夜な夜な集まります。ここでの出会いは財産。自分たちで考えて、チャレンジができる土壌というのも魅力です」と語る。



「お店の運営からブランディング、SNSの発信などスタッフ一同で試行錯誤しながらつくりあげています。自主性を重んじる社風が魅力です」と語る大貫さん。社歴は弱冠10カ月。まずは目の前のことをコツコツと積み上げていきたい、と謙遜するが安藤商店イズムが既に浸透しているようだ。それはひとえに代表であるパンチョさんが“人を大事にする”ということに徹しているからともいえる。ここ茅ヶ崎で醸成される大貫さんの飲食と音楽活動にも注目したい。
Barpancho(@barpancho)
Gold’nBuB(@goldn.bub)