2025.7.25 まで
オフの日や出勤前に
サーフィンができるから
仕事にもいい影響を
生み出している。

株式会社セット
一級建築士/宅地建物取引士
杉浦徹さん
群馬県出身、鵠沼海岸在住。土地の仕入営業から建築現場監督を経て、現在は販売とリフォームを担当。趣味はサーフィン
“オンもオフも充実の日々”。そんな湘南らしいワーク&ライフスタイルを送るセットの杉浦さんに、現在の仕事の魅力や生きがいを聞いてみた。
湘南エリアを中心に土地建物の分譲・賃貸管理・インキュベーション事業を展開する不動産会社「SET.」(セット)。同社は“まちの生態系を紡ぐ”をミッションとして掲げ、「土地に生きる一員として自然本来の生態系を紡ぐこと」、そして「セットという“場”を通して人と人とのつながりから生まれる生態系を紡ぐ」という2つの目標の実現を目指している。
そんな同社で八面六臂の活躍をしているのが、一級建築士の杉浦徹さん。新規分譲住宅の販売や引渡し後のお客様のアフターフォロー・リフォームのみならず、地域との触れ合いの取り組みのために様々な企画を立案、実行するなど、今やなくてはならない存在だ。そんな業界でも一目置かれる存在の杉浦さんだが、不動産業界に身を置いた理由は、いかにも湘南らしさ溢れる動機からだった。

群馬県出身でスキーやスノーボードが趣味だった杉浦さんだが、それこそ湘南・藤沢へと移住を決めたのが「新たにサーフィンを始めたかったから」。そこで真っ先に探したのが不動産関係の仕事だった。
「通勤時間が短く朝も比較的ゆっくりスタート、出勤前にサーフィンができると思ったからです」と笑う杉浦さん。当初は大手不動産会社に勤務していたが、縁あってセットに転職。大手では難しい細かなフットワークが活かせると同時に、「地域密着の会社なので転勤がなく、安心してサーフィンが楽しめる」のも理由の一つだったそう。

念願だったサーフィンを軸とした湘南暮らしを満喫している杉浦さんだが、オフが充実していることもあってか、仕事へのひたむきな姿勢は目を見張るほど。同業界に入ってすぐに宅建を取得しただけでなく、実務をこなしながら7年の現場経験により二級建築士の資格を取得。さらには一級建築士までも実務をこなしながら学校に通って取得した努力家の一面も。

「学校に通えるよう仕事のスケジュールを調整いただけたのはもちろん、セットのインキュベーション事業であるコワーキングオフィスを勉強の場として提供してくれるなど、会社全体でサポートいただけたのも助かりました」と杉浦さん。
「自分が思い描いた住まいが形となり街の財産になるのが何よりの喜び」だそう。「住宅は売ったらおしまいではなく、同じエリアに住む仲間として、そこからお付き合いが始まるもの。アフターメインテナンスを兼ねてお付き合いする中で、直接暮らし心地や感想をお客様からフィードバックいただけるため、自分自身の仕事を真摯に受け止められると同時に、次へと活かすことができるのもありがたいことだと思っています」

このようにお客様との長い付き合いや地域との触れ合いを大切にする同社では、新築完成現場でOB施主や地域の方々と触れ合うコミニュティイベント「POP UP SET!」を実施。体験型ワークショップとしてシンボルツリーを植樹するなど、住まいの外構を参加者で完成させるものだ。


ほかにも同社が経営する起業家育成の場である「イノベーションスナック みらぼ」では、D.I.Y.講座を実施したり、さらに古き良き湘南の風景を残すための活動を行う「クロマツプロジェクト」との共同事業では、スタッフ総出で現場に赴き、外構にクロマツを効果的に配置して緑豊かな環境を後世に残すなど。社員や施主が同じ目線でさまざまな活動を実施し、楽しんでいる。

「家を建てれば建てるほどのまちが良くなり、家づくりに積極的に地域の方が参加いただくことで、自分たち自身でまちを良くしていく。そのためのお手伝いをしたいんです」と杉浦さん。

単に建物という暮らしの場を提供するだけではない同社の取り組みはお客様から高く評価され、ニーズが高まるとともに近年は業務の幅や活躍の場が拡大。そうした中、同社ではともにまちづくりを行う仲間を募集している。

「私たちが建てるのはお客様の声を聞いて造る注文住宅ではありませんので、自分たちが『やってみたい』を形にする設計士を求めています」と代表取締役の谷さんは語る。
何よりも大事なのは‟暮らしを設計すること・暮らしを物語る設計ができること”。そのためには設計意図をお客様に図面と言葉で伝える能力が求められます。

もちろん地域に対しても意識やリテラシーの高い人が望ましく、⼟地やまちと対話できる感性を持ちながら、その地域の⾵景の⼀部となる建築を描ける⼈とご一緒することを会社としては希望している。

「自分で言うのもなんですが、私たちの会社は全員がプロフェッショナルだと自負しております。そんな互いがプロ同士、切磋琢磨しあいつつ、チームの⼀員として謙虚に誠実に向き合えるような方を熱望しています」と杉浦さん。
「湘南で住宅のプロとしてもっと自分自身を高めていきたい。趣味も仕事も存分に楽しみたい」。そんな方こそ、門を叩いていただきたい会社だ。
